先月30日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦でバイエルン・ミュンヘンと2-2で引き分けたレアル・マドリードの決勝進出を後押しするデータを、スペイン紙アスが2日に伝えた。Rマドリードは長い歴史の中、これまでに欧州カップ戦の決勝トー…

先月30日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦でバイエルン・ミュンヘンと2-2で引き分けたレアル・マドリードの決勝進出を後押しするデータを、スペイン紙アスが2日に伝えた。

Rマドリードは長い歴史の中、これまでに欧州カップ戦の決勝トーナメントでアウェーの第1戦を引き分けたことが24回あったが、そのうちホームの第2戦で23回勝ち抜きを決めている。

唯一の敗退は1990-91年シーズンの欧州チャンピオンズカップ(※欧州CL前身の大会)準々決勝。この時、Rマドリードはアウェーの第1戦でスパルタク・モスクワと0-0で引き分けた後、ホームのサンティアゴ・ベルナベウで行われた第2戦に1-3で敗れ、準決勝進出を果たせなかった。

これらの成績の多くには、2試合合計のスコアが同点だった場合、アウェーゴールが2倍にルールが適応されていた。そのため、これが撤廃されたことが8日にホームで行われる準決勝第2戦にどこまで影響するかは分からないが、Rマドリードは過去、ホームでバイエルン・ミュンヘンと13回対戦し、9勝2分け2敗と好成績を残している。

最後に両チームがサンティアゴ・ベルナベウで対戦したのは、2017-18年シーズンの準決勝。2-2で引き分けたが、Rマドリードがアウェーの第1戦に2-1で勝利していたため決勝進出を果たし、見事に大会3連覇を成し遂げた。

そしてアンチェロッティ監督は長いキャリアの中、バイエルン・ミュンヘン戦を得意としている。これまで9試合を戦い6勝3分けと無敗を誇っている。

またRマドリードも今季、ホームで公式戦23試合を戦っているが1度も負けておらず、19勝4分けという圧倒的な成績を残している。(高橋智行通信員)