<バレーボール:黒鷲旗全日本男女選抜大会>◇第2日◇Asueアリーナ大阪下北沢成徳高(東京)が東レに3-2(25-12、25-16、21-25、28-30、17-15)で勝利した。向かっていく姿勢を貫いた。主将のイェーモン・ミャ(3年)後藤…

<バレーボール:黒鷲旗全日本男女選抜大会>◇第2日◇Asueアリーナ大阪

下北沢成徳高(東京)が東レに3-2(25-12、25-16、21-25、28-30、17-15)で勝利した。

向かっていく姿勢を貫いた。

主将のイェーモン・ミャ(3年)後藤ビビアン愛音(3年)を中心に攻撃をしかけ、立ち上がり2セット(S)連続で奪取。その後相手に追いつかれたが、第5Sを17-15で仕留め、勝ちきった。

格上のチームに勝利したが、シックスは満足していない。主将は「ゴールは目の前の試合に勝つことじゃない」と言う。

今季の目標に掲げる全日本高校選手権と全国高校総体、国体との3冠も、ゴールではなく、将来日本代表として活躍するための通過点。「今の自分に満足しないっていうのは、常に思っています」

後藤も「3セットで勝ちきれる試合だったけど、自分たちのミスが多くなって5セットになってしまった」と悔しげ。主将をはじめとして、全員が同じ強い気持ちを持っているからこそ、劇的勝利をたぐり寄せられた。

身長170センチ台ながらも、Vリーガー相手にスパイクとサーブで苦しませた2人。今大会での準々決勝進出、そして、その先へ、気持ちを切らさない。