今永が開幕から無傷の5連勝を達成した(C)Getty Images カブスの今永昇太が現地時間5月1日(日本時間2日)の敵地シティ・フィールドでのメッツ戦に先発。7回3安打無失点7奪三振の好投で開幕から無傷の5連勝を飾った。【動画】…

今永が開幕から無傷の5連勝を達成した(C)Getty Images

 カブスの今永昇太が現地時間5月1日(日本時間2日)の敵地シティ・フィールドでのメッツ戦に先発。7回3安打無失点7奪三振の好投で開幕から無傷の5連勝を飾った。

【動画】開幕から無傷の5連勝!守備でも躍動する今永昇太

 初めて中4日での先発となる今永は初回を3者凡退で切り抜けると、2回は一死一・二塁とピンチを背負ったが、7番のハリソン・ベイダーを遊ゴロ併殺打に打ち取り切り抜けた。3回はイアン・ハップを138キロのスライダー、スターリング・マルテを135キロのスプリットでそれぞれ空振り三振に切って取った。
 
 5回に打線がピーター・クロー・アームストロングの犠飛で先制点を挙げて1-0とし、6回は2三振を奪うなど好投を続けた今永。9回はリリーフが一死二・三塁というピンチを背負ったが、1-0でそのまま逃げ切った。

 米メディア『MLB.com』の公式Xでは「ショウタ・イマナガがまたもや見事な投球でメジャーリーグトップの防御率を0.78に下げた」と投稿している。

 また、7回無死で4番・ピート・アロンソのボテボテのゴロを自ら捌きに行き、倒れながらも一塁へトスしてアウトにすると、一塁手に手を添えられて起こされると「サムアップポーズ」をして笑顔を見せた今永。このシーンを現地メディアもすぐに反応した。『Cubs Zone』はX上で「ショウタ・イマナガはアスリート」と、映像を添えて投稿して称賛した。

 快進撃はまだ終わらない。開幕から先発で無傷の5連勝は、日本人では6連勝した2002年の石井一久(ドジャース)、14年の田中将大(ヤンキース)に続いて3人目の快挙達成となった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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