【MLB】ダイヤモンドバックス-ドジャース(4月30日・日本時間5月1日/フェニックス) ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場。その第1打席で、マウンド付近でバウンドしたゴロがそのまま勢いを殺さず二遊間を抜け、センターに到…

【MLB】ダイヤモンドバックス-ドジャース(4月30日・日本時間5月1日/フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場。その第1打席で、マウンド付近でバウンドしたゴロがそのまま勢いを殺さず二遊間を抜け、センターに到達するヒットを放った。この試合で解説を務めた元プロ野球選手の糸井嘉男氏も思わず「抜けるの!?」と驚きの声をあげた。

【映像】大谷が放った“失速しない”衝撃のゴロ

 球場に蜂が大量発生し、約2時間遅れて始まった試合で、開始早々大谷が驚きのヒットを放った。大谷はダイヤモンドバックス先発の左腕ヒューズに対し、フルカウントからの6球目、高めのスライダーを打ち返す。“グシャッ”という鈍い音とともに打球はマウンド付近でバウンドし、センター方向へ。これをやや一塁寄りに守っていた相手セカンドが追うも届かず、そのままセンター前に転がるヒットとなった。

 打球速度77.8マイル(125キロ)という、ハードヒットには程遠い当たりだったにもかかわらず、強烈なスピンのかかったゴロは失速することなくセンターへ。大谷の鋭いスイングとパワーが成せるヒットに、現役時代はその驚異的な身体能力から“超人”と呼ばれた糸井氏も「抜けるの!? 抜けるの今のが!?」と驚くしかなかった。

 中継を視聴していたファンからも同様に「普通にセカンドゴロだったのに」「抜けんのかい」「あたり損ないだけどすごい」など驚愕の声が相次ぐヒットだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)