「ソフトバンク5-4西武」(29日、みずほペイペイドーム) 西武が痛恨の3戦連続サヨナラ負けで3連敗。借金は今季ワーストの「9」にふくらみ、大台が目前に迫ってきた。 勝ちゲームの流れだった。中村が田淵幸一と並んでNPB歴代11位タイの通算…

 「ソフトバンク5-4西武」(29日、みずほペイペイドーム)

 西武が痛恨の3戦連続サヨナラ負けで3連敗。借金は今季ワーストの「9」にふくらみ、大台が目前に迫ってきた。

 勝ちゲームの流れだった。中村が田淵幸一と並んでNPB歴代11位タイの通算474号で試合を振り出しに戻し、金子の3ランで一気に突き放した。

 しかし七回に2点差に迫られると、柳田に逆転サヨナラ3ランを浴びた。アブレイユがまさかの大誤算だ。首位・ソフトバンクにすべてサヨナラで同一カード3連敗を喫し、借金は「9」。同一カードの3戦連続サヨナラ負けはパ・リーグで史上2例目のレアケースとなった。

 投打の歯車がなかなかかみ合わない現状。上位浮上のきっかけをつかみたいが、暗いトンネルの出口は見えてこない。