首位に立つセレッソ大阪のブラジル人MFカピシャーバ(27)が、肉離れで1カ月程度離脱することが29日、分かった。大阪市内での公開練習後、小菊昭雄監督(48)が明かしたもので、右大腿(だいたい)部とみられる。同選手は27日の横浜Fマリノス戦の…

首位に立つセレッソ大阪のブラジル人MFカピシャーバ(27)が、肉離れで1カ月程度離脱することが29日、分かった。大阪市内での公開練習後、小菊昭雄監督(48)が明かしたもので、右大腿(だいたい)部とみられる。

同選手は27日の横浜Fマリノス戦の前半終了間際、激しいスライディングの際に負傷。そのまま途中交代していた。

来日2年目の俊足アタッカーは、今季ここまで9試合1得点(J1通算36試合2得点)。3トップの左を担い、爆発的なスピードで首位浮上の立役者の1人だった。

C大阪は開幕5勝4分け1敗の勝ち点19で、大混戦ながら首位に立つ。5月3日はホーム札幌戦、同6日はアウェーG大阪戦が控える。

カピシャーバの代役には、ベルギー人のMFジョルディ・クルークス(30)が第1候補になりそうで、主に右ウイングを担ってきたMFルーカス・フェルナンデス(30)を左に回す選択肢もありそうだ。

小菊監督は「スプリントの多いポジションなので、早く帰ってきてほしい」とカピシャーバの早期復帰を願いつつ、MF上門知樹(27)、MF為田大貴(30)、FW山田寛人(24)らの名前も挙げ、残った選手の奮起を期待していた。