プロバスケットボールBリーグ3部(B3)の香川ファイブアローズは28日、高松市でB2昇格チームを決めるプレーオフ準決勝(2戦先勝方式)の第2戦に臨んだが、鹿児島に延長戦の末に83―86で敗れた。通算成績は0勝2敗。目標の1シーズンでのB2…

 プロバスケットボールBリーグ3部(B3)の香川ファイブアローズは28日、高松市でB2昇格チームを決めるプレーオフ準決勝(2戦先勝方式)の第2戦に臨んだが、鹿児島に延長戦の末に83―86で敗れた。通算成績は0勝2敗。目標の1シーズンでのB2昇格はならなかった。

 初戦と同様に、序盤から鹿児島にペースを握られる苦しい展開。鹿児島の3点シュート攻勢を止められず、前半を40―47で折り返した。

 後半はイバン・ラベネル選手を中心にインサイド陣が奮起し、勢いを取り戻した。残り時間2秒で、ラベネル選手が3点シュートを決めて同点に持ち込み、延長に突入したが競り負けた。

 1年でのB2復帰を目指してチームに残った上良潤起主将は試合後、「覚悟をもって今シーズン残ることを決めたが期待に応えられなかった」、籔内幸樹ヘッドコーチは「勝たないといけない試合だった。選手たちは頑張ったが結果が付きもの。本当に申し訳ない」と悔やんだ。(和田翔太)