上沢直之が念願のメジャー初昇格を果たした(C)Getty Images  レッドソックスの傘下3Aウースターでプレーしていた上沢直之のメジャー初昇格が、現地時間4月28日(日本時間29日)に決まったと、球団が発表した。…

 

上沢直之が念願のメジャー初昇格を果たした(C)Getty Images

 

 レッドソックスの傘下3Aウースターでプレーしていた上沢直之のメジャー初昇格が、現地時間4月28日(日本時間29日)に決まったと、球団が発表した。背番号は「39」に決まった。

【動画】メジャー初昇格が決定!上沢直之が3Aの舞台で初先発したシーン

 

 上沢は今季3Aで3試合に登板し、2勝1敗、防御率4.80の成績だった。当面はブルペン待機で中継ぎでの起用が見込まれており、地元ボストンのメディアも上沢のメジャー昇格を歓迎している。

 マサチューセッツ州ラジオ局「98.5 The Sports Hub」の制作補佐であるタイラー・ミリケン氏は自身のXで「ナオユキ・ウワサワの映像を見たい人のために言っておくと、これは彼がウーソックス(ウースター・レッドソックス)で初先発した試合だ」と、上沢が3Aで初先発した映像を添えて投稿。さらに「彼はレイズ(3A)戦で5イニング1失点の好投を見せた」と、3度目の先発マウンドで2勝目を挙げたことを紹介している。

 また、レッドソックス専門のファンページ『Boston Strong』はX上で「ナオユキ・ウワサワがレッドソックスのローテーションに加わる」と、期待を込めて紹介した。

 昨年オフ、日本ハムからポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指した上沢は、レイズとマイナー契約を結んで春季キャンプに招待選手として参加し、オープン戦に4試合に登板した。

 レイズとの契約では、キャンプ終盤に他球団からメジャー契約のオファーがあれば移籍が可能となる「レイトスプリング・クローズ」(春季終盤の条項)があった。上沢はこれを行使し、レッドソックスが5万ドル(約790万円)でオファーして獲得に成功した。

 念願のメジャー初昇格を果たした上沢。憧れの舞台で、磨いてきたスプリットを武器にメジャーの強打者に立ち向かう。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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