【WWE】SMACKDOWN(4月26日・日本時間27日/シンシナティ)  報復の連鎖が止まらないラテン系レスラー軍団の抗争で驚愕の真実が暴かれた。大一番前夜のマスクマン襲撃事件が意外な人物による犯行である証拠が明かされ、カメラが捉えた暴行…

【WWE】SMACKDOWN(4月26日・日本時間27日/シンシナティ)

 報復の連鎖が止まらないラテン系レスラー軍団の抗争で驚愕の真実が暴かれた。大一番前夜のマスクマン襲撃事件が意外な人物による犯行である証拠が明かされ、カメラが捉えた暴行撃に場内が騒然となるひと幕があった。

【映像】女子レスラーも“激怒” カメラが捉えた暴行撃

 WWEのレギュラー放送で、ラテン系軍団“LWO”のレイ・ミステリオ&ドラゴン・リー組と“LDF”のエンジェル&ベルト組の遺恨タッグマッチ直後に、先日、ドラゴン・リーをバックステージで襲撃した犯人が判明。盟友の犯行が明るみになり会場から驚きの声があがった。

 事件は数週間前『レッスルマニア』直前のバックステージで起きた。レイとタッグを組む予定だったドラゴン・リーが何者かに襲撃され負傷し、“LDF”のエスコバー&ドミニク・ミステリオの私怨コンビとの対戦を欠場する事態に…。当初は”LDF”の犯行を疑わなかったレイたちだが、エスコバーたちは頑なに襲撃を否定し続けてきた。

 この日の試合では負傷から復帰を果たしたドラゴン・リーが“プロジェクト・ドラゴン”でフォール勝ちを収め快勝。LWOメンバーが勝利を喜ぶ場面に、LDFのエスコバー&エレクトラ・ロペスが登場し「防犯カメラの映像を見つけたぞ」と、一連の冤罪を晴らす決定的な証拠を突きつけた。

 「面白いものが映っていた」と語ると、公開された映像にはアフロヘアーの男が背後からドラゴン・リーを壁に叩きつけるシーンが。実況の塩野潤二アナウンサーと解説の堀江ガンツ氏が口を揃えて「カリートですね…」と絶句。犯人は仲間のカリートだったことが判明した。

 ファンからも「まんまカリートやないかい」「疑いようにないアフロ」「あの頭は…」など声があがり騒然となる。

 その後カリートの「誰か来てくれ!」と“第一発見者”を装う裏工作までカメラに映っている。動かぬ証拠を突きつけられたカリートは、ボスのレイを突き飛ばしリング上で背後からドラゴン・リーに“バックスタバー”を喰らわしKO。紅一点のゼリーナ・ベガも、仲間の裏切りに激昂しカリートに何かを投げつけ反撃するなど、固い絆のラテン軍団は一瞬で崩壊した。

(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)