三笘の移籍に関する報道が尽きないが、まずは完全復活してピッチで元気な姿を見せてほしい(C)Getty Images  アーセナルが今夏、ブライトンの三笘薫獲得に動く可能性が高いと、欧州各国で報じられている。 スペインメ…

 

三笘の移籍に関する報道が尽きないが、まずは完全復活してピッチで元気な姿を見せてほしい(C)Getty Images

 

 アーセナルが今夏、ブライトンの三笘薫獲得に動く可能性が高いと、欧州各国で報じられている。

 スペインメディア『Fichajes.net』がこの情報元となっており、アーセナルはレアル・ソシエダの久保建英の獲得を視野に入れており、達成できなかった場合、三笘を「プランB」として検討しているという。

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 この、日本人アタッカーをめぐるアーセナルの動向について、ドイツを拠点にサッカー情報を発信する『ONEFOOTBALL』も反応。同クラブの三笘へのアプローチにポジティブな言葉を並べている。

 現地時間4月27日(日本時間28日)、『アーセナル、プレミアリーグのウインガーを狙う』と銘打ったトピックを配信。その中で「ワイドアタッカーの補強に積極的なアーセナルは、カオル・ミトマを第一ターゲットであるレアル・ソシエダのタケフサ・クボに代わる選手と見ている」と綴っており、「マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッドといったプレミアリーグの強豪との競争もあり、アーセナルがミトマに興味を示していることは、彼らのチームが質の高い選手層を必要としていることを強調している」と説いている。

 さらに「アーセナルを率いるミケル・アルテタは、各ポジションに2人の優秀な選手を配置し、選手層の厚さと戦術的柔軟性を確保することに熱心だ」と指摘。その上で「ミトマの加入は、ガブリエル・マルティネッリとブカヨ・サカへのプレッシャーを軽減すると同時に、アーセナルの攻撃に新たなダイナミズムを加えることになるだろう」と見通している。

 三笘の加入が高い効果を示すと主張する同メディアは、「アーセナルが獲得に成功すれば、アルテタの下でのチーム作りの戦略的アプローチが大きく変わることを意味する。ミトマのような選手は、サイドでのチームの選択肢を増やし、アーセナルのゲームプランに新鮮な戦術的要素をもたらす」と分析。

 加えて「プレミアリーグでの確かな実力とさらなる成長の可能性を秘めたミトマは、アーセナルの将来の野望にとってエキサイティングな注目株である」として、ポテンシャルを高く評価している。

 三笘は今季、シーズンを折り返した2月に腰を痛めたことで、長期離脱となっている。だが、アーセナルを含め獲得を目論むビッグクラブからの視線は、今後もさらに熱を帯びていくのかもしれない。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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