◆陸上 ダイヤモンドリーグ(DL)第2戦(27日、中国・蘇州) 女子やり投げで昨年の世界選手権女王の北口榛花(JAL)が今季初戦に臨み、最終6投目で62メートル97をマークし逆転優勝した。 今大会はアジア記録保持者の呂會會(中国)、昨年の世…

◆陸上 ダイヤモンドリーグ(DL)第2戦(27日、中国・蘇州)

 女子やり投げで昨年の世界選手権女王の北口榛花(JAL)が今季初戦に臨み、最終6投目で62メートル97をマークし逆転優勝した。

 今大会はアジア記録保持者の呂會會(中国)、昨年の世界選手権2位のルイスフルタド(コロンビア)、同3位のマッケンジー・リトル(オーストラリア)ら世界トップ選手が参戦。エントリー発表直後は「緊張がマックス。心臓が持つかわからないです」と話していた北口だが、5投目で61メートル44を投げて2位まで浮上すると、最終6投目は62メートル97まで記録を伸ばし逆転優勝した。

 昨シーズンは世界選手権を制し、ダイヤモンドリーグの年間チャンピオンを決める「ファイナル」では日本勢で初優勝。大きな期待がかかるパリ五輪シーズン初戦で、女王が好スタートを切った。