日本オリンピック委員会(以下、JOC)は8月17日、『JOCオリンピック支援自販機 メダリストメモリアル機』の除幕セレモニーを行った。メダリストメモリアル機の設置は、JOCが実施している「JOCオリンピック選手強化支援プログラム withコ…
日本オリンピック委員会(以下、JOC)は8月17日、『JOCオリンピック支援自販機 メダリストメモリアル機』の除幕セレモニーを行った。
メダリストメモリアル機の設置は、JOCが実施している「JOCオリンピック選手強化支援プログラム withコカ・コーラ」の新しい取り組み。日本人メダリストにゆかりのある地域の郵便局に設置されるものであり、コカ・コーラ社と日本郵便株式会社の協力のもとで行われている。
メダリストメモリアル機で清涼飲料水を購入すると、1本あたり数円程度がJOCに寄付され、夏季オリンピック選手の強化やオリンピック・ムーブメントの推進活動にあてられる仕組みだ。
2006年1月に東京体育館の敷地内に1号機を設置。以降、JOCの関連施設、自治体施設、学校、オリンピックパートナー企業、交通機関などの公共施設に展開し、2017年6月時点で全国に約800台が設置された。
設置開始から18ヶ月で寄付金は870万円にのぼり、2016年9月末までの寄付金はリオオリンピック競技団体へ、2016年10月以降は東京オリンピック競技団体へ分配される。
除幕セレモニーには元競泳・北島康介さん、レスリング・吉田沙保里さん、登坂絵莉さんがゲストとして登壇。幕が落ち3色のメモリアル機が姿を現すと、吉田さんはデザインに興味津々。レスリングのシルエットを見つけ、声を弾ませる場面も見られた。
#メダリストメモリアル機 に興味津々の#吉田沙保里 さん pic.twitter.com/ilYMAXupjz— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2017年8月18日
北島さんは、「とてもユニークで画期的な自販機だと思います。選手を支え、日本を盛り上げる企画になってほしい。ためらわずどんどん購入していただければ」と呼びかけた。
東京オリンピックでのメダル獲得を目指す登坂さんは、「選手として、結果でみなさんに返していきたいと思います」と意気込んだ。
ゴールド、シルバー、ブロンズメダルの色の特別デザインのメダリストメモリアル機は、2017年8月下旬からリオオリンピックのメダリスト58人にゆかりのある地域の郵便局に順次設置予定。
オリンピック支援自販機 メダリストメモリアル機撮影:山本有莉
除幕セレモニー撮影:山本有莉
除幕セレモニー撮影:山本有莉
レスリング・吉田沙保里さん撮影:山本有莉
元競泳・北島康介さん撮影:山本有莉
オリンピック支援自販機 メダリストメモリアル機撮影:山本有莉