<バレーボール:イタリアリーグ・セリエA1部>◇プレーオフ決勝第3戦◇25日(日本時間26日)3戦先勝方式のプレーオフ決勝戦第3戦が行われ、日本代表アウトサイドヒッターの高橋藍(22)が所属するモンツァ(レギュラーシーズン5位)が、クラブ初…

<バレーボール:イタリアリーグ・セリエA1部>◇プレーオフ決勝第3戦◇25日(日本時間26日)

3戦先勝方式のプレーオフ決勝戦第3戦が行われ、日本代表アウトサイドヒッターの高橋藍(22)が所属するモンツァ(レギュラーシーズン5位)が、クラブ初のスクデット(優勝)へ崖っぷちに立たされた。敵地で同2位のペルージャと対戦。1-3(15-25、18-25、26-24、19-25)で敗れ、通算成績は1勝2敗となった。

失った各セットは、前半に連続失点を喫し、早々に主導権を握られる展開。セットカウント0-2と追い詰められた第3セットこそ終盤の逆転で奪取に成功したが、その勢いは長くは続かなかった。

日本人では加藤陽一氏以来19季ぶりに決勝の舞台に立っている高橋は、チーム2位の14得点。サービスエース2本にブロック1本を記録するなど攻守に奮闘したが、勝利に結び付けることはできなかった。

正念場を迎えたプレーオフ決勝第4戦は、ホームで28日(同29日)に行われる。加藤氏以来日本人21季ぶりとなる優勝を目指す高橋。攻守の軸としてチームを支え、何としてでも踏みとどまる。