◇国内&欧州男子ツアー共催◇ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント! 初日(25日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)◇晴れ(観衆2725人)日欧ツアー共催の大会で5アンダー「65」の暫定首位タ…

5アンダーで暫定首位タイ発進

◇国内&欧州男子ツアー共催◇ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント! 初日(25日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)◇晴れ(観衆2725人)

日欧ツアー共催の大会で5アンダー「65」の暫定首位タイと好発進を決めた池村寛世の海外志向は強い。目指す道も明確だ。「アジアからLIVに行けるように」。1月にアジアンツアーの最終予選会を受け、前週もサウジアラビアでプレーしていた。

LIVゴルフを目標に掲げるのは、今季シード選手としてフル参戦している香妻陣一朗の影響が大きい。同じ鹿児島出身で、ジュニア時代からよく知る先輩。普段の練習はもちろん、海外の試合に出た時はよく食事に連れていってもらった。

前週のサウジアラビアに比べるとグリーンが遅めだとか

昨年12月に香妻がLIVの予選会を受ける直前の台湾での試合も、通過を決めた直後のサウジアラビアの試合でも一緒だった。「いろいろ話も聞いた。小学校の時から知っている身近な先輩が、世界最高峰の場所で戦っている。まだ現実味があるというか、『自分もできるかも』と思える。そこを目指したいな、と」

高額賞金はもちろん魅力的だが、それと同じくらい、数多くのメジャー覇者と同じフィールドで戦えることの意義を強調する。「周りのレベルが高ければ、(同じフィールドで頑張ることで)自分のレベルも上げていける。世界のトップがいるわけですから」と力を込めて言った。

今季からクラブ契約フリーで戦う

昨年のLIV予選会は、アジアンツアーの優勝者やインターナショナルシリーズの成績上位者にも出場資格が与えられた。「QT(予選会)から自力で出場権を獲って、上のステージで戦いたい。僕の夢というか、陣くんと同じチームでLIVに出ること。同じユニホームを着られたら、いいですよね」と目を輝かせた。(静岡県御殿場市/亀山泰宏)