卓球の「ITTFワールドカップ2024」は20日、女子の準決勝が行われ、世界ランキング12位の張本美和(木下グループ)は同2位の王曼昱(中国)と対戦。2-4で敗れ銅メダルとなった。◆「15歳は可能性を秘める」張本美和、殊勲の銅メダルを中国メ…

卓球の「ITTFワールドカップ2024」は20日、女子の準決勝が行われ、世界ランキング12位の張本美和(木下グループ)は同2位の王曼昱(中国)と対戦。2-4で敗れ銅メダルとなった。

◆「15歳は可能性を秘める」張本美和、殊勲の銅メダルを中国メディアも高評価 世界3位撃破の急成長は「明らかに予想を超える」

■世界卓球からの底上げを図る

今大会の日本女子は張本美が準決勝、早田ひな(日本生命)が準々決勝で王曼昱に敗れた。また平野美宇(木下グループ)も準々決勝へ勝ち進んだものの、東京五輪金メダルで現世界ランキング4位の陳夢(中国)に0-4で敗れ姿を消した。

2月の「世界卓球2024 団体戦」で銀メダルを獲得し、早田が陳夢、平野が王芸迪を下すなど決勝で中国相手にあと一歩まで追い詰めた。夏のパリ五輪団体戦へ向けても、中国勢との差をいかに縮めていけるかがカギを握る。

そのなかで大きな収穫が張本美だろう。決勝トーナメント1回戦で王芸迪相手に4-1で完勝し、中国超えを達成。また、王曼昱との準決勝では敗れたものの2ゲームを奪取し、中盤以降は互角の打ち合いを演じた。早田、平野含め、“五輪トリオ”の中国を前にした戦い1試合1試合が夏の大舞台へつながっていく。

パリ五輪金メダル獲得へ、最強の陣容が揃う日本女子。打倒中国への戦いが引き続き繰り広げられる。

◆「15歳は可能性を秘める」張本美和、殊勲の銅メダルを中国メディアも高評価 世界3位撃破の急成長は「明らかに予想を超える」

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