【MLB】ドジャース4ー6メッツ(4月20日・日本時間21日/ロサンゼルス)  気持ちよく飛んでいく打球と笑顔が、ファンとってはワンセットの楽しみだ。ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、2打数1安打3四球で、今季最多の4度出…

【MLB】ドジャース4ー6メッツ(4月20日・日本時間21日/ロサンゼルス)

 気持ちよく飛んでいく打球と笑顔が、ファンとってはワンセットの楽しみだ。ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、2打数1安打3四球で、今季最多の4度出塁。チームは13残塁が響き、大谷自身も満塁のチャンスで空振り三振と悔しい思いをしたが、第3打席では鋭い当たりをライトに飛ばしてエンタイトル二塁打。二塁ベース上でパチンと手を打つと、チラリとにこやかな笑顔を見せて、ファンを魅了した。

【映像】塁上でニコッ!大谷が一瞬“ちょい見せ”スマイル

 今や世界の野球ファンにとってスーパースターの大谷は、球場内外を問わず、その動き一つ一つが注目の的。勝負に挑む真剣な表情はもちろんながらチームメイトやスタッフ、さらには相手チームの選手や審判たちとも、にこやかに話すシーンが度々あり、ファンにとっては“ご褒美”になっている。

 第3打席、カウント2-2と追い込まれながら、内角低めに落ちてきたスライダーにうまく軌道を合わせて振り抜くと、103.4マイル(約166.4キロ)の打球速度で、一気にライトフェンス際へ。低い弾道だったためホームランにこそならなかったが、大きく弾んだ当たりはワンバウンドでフェンスを越えてエンタイトル二塁打となった。

 本人もうまく打てたと手応えがあったのか、二塁ベースに到達するや否や、両手をパチンと合わせて上機嫌。そのまま手袋やエルボーガードなどを外してボールボーイに手渡した後、次のプレーに備えたが、相手野手から一声かけられると思わずニッコリ。真剣勝負の中で垣間見せる少年っぽい笑顔に、日本時間で日曜日の早朝だった試合にも関わらず、ファンから「可愛すぎだよ、おい」「笑顔は無敵」と喜びの声が集まっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)