日本ダービー馬レイデオロの全弟となるアルマドラード(セ6、美浦・宮田敬介厩舎)が、日曜福島4Rの障害未勝利(障2770m)で2年2カ月ぶりの勝利を狙う。  アルマドラードは父キングカメハメハ、母ラドラーダ、母の父シンボリクリスエスの血統…

 日本ダービー馬レイデオロの全弟となるアルマドラード(セ6、美浦・宮田敬介厩舎)が、日曜福島4Rの障害未勝利(障2770m)で2年2カ月ぶりの勝利を狙う。

 アルマドラードは父キングカメハメハ、母ラドラーダ、母の父シンボリクリスエスの血統。母はJRAで4勝。全兄のレイデオロは17年の日本ダービーと18年の天皇賞(秋)、同じくレイエンダは19年のエプソムCの覇者。そして祖母のレディブロンドは通算成績6戦5勝の快足馬で、その半弟にはディープインパクトやブラックタイドなどの活躍馬がいる。遡れば曾祖母はウインドインハーヘアなので、ステレンボッシュやレガレイラ、ゴルトブリッツなどと同じ一族となる。

 ここまで14戦2勝。平地では2勝クラスで頭打ちとなったため、昨秋から障害に転向した。ここまで2戦して5着、3着。前走では重馬場に苦しみながらも、まずまずの走りを見せたので、メドは立ったといえる。

 今回は主戦の草野太郎騎手がケガで負傷しているため、乗り替わりとなるが、代打が石神深一騎手なら不安なし。三度目の正直で障害初勝利、そして2年2カ月のウイナーズサークルといきたい。