清宮の復帰を新庄監督も喜んだ(C)産経新聞社 日本ハムは4月19日のロッテ戦（エスコンフィールド）に4－3のサヨナラ勝ち。3－3の同点で迎えた9回裏、この日から昇格した清宮幸太郎が今季初安打となる二塁打をマーク。このヒットを足がかり…
清宮の復帰を新庄監督も喜んだ(C)産経新聞社
日本ハムは4月19日のロッテ戦（エスコンフィールド）に4－3のサヨナラ勝ち。3－3の同点で迎えた9回裏、この日から昇格した清宮幸太郎が今季初安打となる二塁打をマーク。このヒットを足がかりに最後は加藤豪将が押し出し四球を選んでサヨナラ勝ちにつなげた。
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何といってもこの試合の大きなトピックスは「7番・三塁」で先発出場した清宮にあった。今春のキャンプイン前に自主トレ先で足をすべらせて左足首を捻挫。飛躍が期待されたプロ7年目の出だしは苦しさを伴うものとなった。
この試合も二ゴロ、遊併殺打、三振となかなかヒットが出なかったが、3ー3の9回先頭で回ってきた第4打席、相手4番手の横山の初球を捉えて強烈な打球で右翼線へ二塁打を放った。今シーズン初ヒットがサヨナラにつながるお膳立てとなり、復帰を待ちわびていたファンからも大声援を送られた。
新庄剛志監督にとってもかつて和製クリーンアップを組みたいと理想を語った清宮、万波中正、野村佑希のロマン砲軍団の成長は待ち望んでいるチーム強化のポイントでもある。
最近の試合では清宮、野村不在の中、サードポジションでは捕手出身の郡司裕也が存在感を示していたが、この日は清宮にホットコーナーを任せ、打順も7番スタートと負担をかけずに楽なところでリ・スタートを後押しする姿勢も示した。試合後は恒例の「勝利の一丁締め」を行う清宮の後ろで指揮官も満面の笑みを浮かべていた。
チームは3位、首位ソフトバンクに2・5差（19日現在）といい位置につけている。
清宮の合流がさらなる上昇気流をもたらすか。今後の活躍も期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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