B1は4月10日の第31節終了時点で、宇都宮ブレックス、アルバルク東京、三遠ネオフェニックスの3チームが「日本生命 B.LEA…

B1は4月10日の第31節終了時点で、宇都宮ブレックス、アルバルク東京、三遠ネオフェニックスの3チームが「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24」への進出を決めている。各チームのレギュラーシーズンは残り9試合。上位チームはホーム開催権、またはチャンピオンシップ進出に向けて激しい戦いを繰り広げる。本稿ではメディアに配布されているチャンピオンシップ進出シミュレーション資料をもとに、現時点で組まれるクォーターファイナルの対戦カード、ワイルドカードの状況を見ていく。

■B1第31節終了時点順位表(上位15位まで)

1位:宇都宮ブレックス(東1位/44勝/7敗/.863)※出場確定(ホーム開催)

2位:三遠ネオフェニックス(中1位/41勝/10敗/.804)※出場確定

3位:琉球ゴールデンキングス(西1位/37勝/14敗/.725)

4位:アルバルク東京(東2位/41勝/10敗/.804)※出場確定

5位:名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(西2位/34勝/17敗/.667)

6位:シーホース三河(中2位/30勝/21敗/.588)

7位:千葉ジェッツ(東3位/31勝/20敗/.608)ワイルドカード上位

8位:島根スサノオマジック(西3位/30勝/21敗/.588)ワイルドカード下位

9位:広島ドラゴンフライズ(西4位/29勝/22敗/.569)

10位:サンロッカーズ渋谷(中3位/28勝/23敗/.549)

11位:群馬クレインサンダーズ(東4位/28勝/23敗/.549)

12位:ファイティングイーグルス名古屋(中4位/27勝/24敗/.529)

13位:川崎ブレイブサンダース(中5位/27勝/24敗/.529)

14位:佐賀バルーナーズ(西5位/27勝/24敗/.529)

15位:秋田ノーザンハピネッツ(東5位/25勝/26敗/.490)

 クォーターファイナルの組み合わせはレギュラーシーズンの順位を受けて、『「自地区1位/3地区間1位」vs「ワイルドカード下位」』、『「自地区2位/3地区間2位」vs「自地区2位/3地区間1位」』、『「自地区1位/3地区間3位」vs「自地区2位/3地区間3位」』、『「ワイルドカード上位」vs「自地区1位/3地区間2位」』という4つの対戦カードになる。

 第31節終了時点の順位をもとに組み合わせると、宇都宮vs島根、A東京vs名古屋D、琉球vs三河、三遠vs千葉Jの4カードに。

 リーグ最少失点を誇る宇都宮はペリン・ビュフォード、安藤誓哉、ニック・ケイの“ビッグ3”を擁する島根との対戦。中地区優勝を決めた三遠は大野篤史ヘッドコーチの古巣と初戦で激突することになる。

 連覇を目指す琉球の相手は、かつてNBAでアシスタントコーチを務めたライアン・リッチマンHC率いる三河。王座奪還に燃えるA東京は、2大会連続4回目の出場となる名古屋Dをホームに迎え撃つ。

 ワイルドカード争いもチェックしていく。広島は1勝差の島根に加え、西地区2位の名古屋Dも射程圏内に捉えており、今後の結果次第では2大会連続の出場もありえる。中地区では三河から川崎まで3勝差。第32節ではSR渋谷vs三河が組まれており、2位争いがより過熱しそうだ。

■B1第32節試合日程

・島根スサノオマジックvs琉球ゴールデンキングス(@松江市総合体育館)

・秋田ノーザンハピネッツvs仙台89ERS(@CNAアリーナ☆あきた)

・信州ブレイブウォリアーズvs川崎ブレイブサンダース(@ホワイトリング)

・大阪エヴェッサvs京都ハンナリーズ(@おおきにアリーナ舞洲)

・広島ドラゴンフライズvs富山グラウジーズ(@広島サンプラザホール)

・レバンガ北海道vs宇都宮ブレックス(@北海きたえーる)

・千葉ジェッツvs群馬クレインサンダーズ(@船橋アリーナ)

・横浜ビー・コルセアーズvs三遠ネオフェニックス(@横浜BUNTAI)

・名古屋ダイヤモンドドルフィンズvsファイティングイーグルス名古屋(@ドルフィンズアリーナ)

・アルバルク東京vs茨城ロボッツ(@国立代々木競技場 第2体育館)

・サンロッカーズ渋谷vsシーホース三河(@青山学院記念館)

・佐賀バルーナーズvs長崎ヴェルカ(@SAGAアリーナ)