11日、ホッカイドウ競馬が行われる門別競馬場で、今年5回目の「競走能力・発走調教検査」が行われた。2歳馬35頭が受験し、うち32頭(牡16頭、牝16頭)が枠内駐立、発走調教、そして800m57.0秒以内に設けられた基準タイム以内での合格…

 11日、ホッカイドウ競馬が行われる門別競馬場で、今年5回目の「競走能力・発走調教検査」が行われた。2歳馬35頭が受験し、うち32頭(牡16頭、牝16頭)が枠内駐立、発走調教、そして800m57.0秒以内に設けられた基準タイム以内での合格を目指した。

 この日、もっとも速いタイムを記録したのは新種牡馬ステッペンウルフ産駒のゼロアワー(牝2歳、佐々木国明厩舎)の49.9秒。

 父ステッペンウルフはサウスヴィグラス産駒の京浜盃優勝馬。2018年にホッカイドウ競馬でデビューし、6戦2勝2着1回3着1回の成績を残して南関東へ移籍。京浜盃に勝って羽田盃も3着と健闘したが、結果的にはそれが最後のレースとなった。

 現役引退後は日高町の新生ファームで種牡馬入りしたものの、登録産駒は本馬1頭のみとなっている。