【MLB】ツインズ 3－2 ドジャース（4月10日・日本時間11日／ミネアポリス） 「はいー！」まるで、とある人気芸人の声が聞こえてくるかのようなポーズを見せてくれた。ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で出場したこの試合、チームは惜…
【MLB】ツインズ 3－2 ドジャース（4月10日・日本時間11日／ミネアポリス）
「はいー！」まるで、とある人気芸人の声が聞こえてくるかのようなポーズを見せてくれた。ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で出場したこの試合、チームは惜しくも2-3で惜敗したが、大谷はいきなり魅せてくれた。
1回表のドジャースの攻撃。先頭打者のベッツ内野手がセンター前ヒットで出塁し、無死一塁という場面で打席が回ってきた大谷はツインズ先発のパダック投手と対戦した。
トミー・ジョン手術を経て今季から先発へ本格的に復帰してきた速球投手は自身の持ち味を生かすように初球からインコース高めに152キロのストレートを投じるなど、パワフルなピッチングを披露。そしてカウント1-0から投じた2球目は低めを外れるスライダーだったが、この時の大谷のしぐさに注目が集まった。
パダックが投げたボールは内角低めへと外れるボール球で捕手のバスケスが一瞬取り損ねるほど。ポロリと落としたところを見た一塁ランナーのベッツはその隙をついて二塁へ向かおうとしたのか、大谷はそれを制止するかのように右手を挙げた。
その様子はまるでタクシーを停める時……否、授業中に挙手をする生徒のようにも見え、「シャキーン」という効果音が付きそうなほどピシッとしたもので、大谷のセリフには「はいー！」という吹き出しが付いてもおかしくないほどだった。
大谷のこの身体を張った静止が功を奏したか、ベッツは進塁せずに一塁に待機。そして大谷もこの打席はパダックのボールを慎重に見極めて四球で出塁。無死一、二塁というチャンスで後続の打線へとつなげた。
大谷の献身的なプレーのおかげか、このあとの4番、T.ヘルナンデス外野手はライトへのタイムリーツーベースヒットを放ち、一塁ランナーのベッツが生還してドジャースが1点を先制した。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
