【MLB】ツインズ3-2ドジャース(4月10日・日本時間11日/ミネアポリス)  絶好調時のドジャース大谷翔平投手らしい珍事だ。ツインズとの一戦では5回の第3打席に7試合連続安打となるライト前ヒットを放ったが、これが大谷にとっては19打席ぶ…

【MLB】ツインズ3-2ドジャース(4月10日・日本時間11日/ミネアポリス)

 絶好調時のドジャース大谷翔平投手らしい珍事だ。ツインズとの一戦では5回の第3打席に7試合連続安打となるライト前ヒットを放ったが、これが大谷にとっては19打席ぶりの単打。さらに前日まで“6安打連続長打”と、長打ばかりを打ちまくり、今季通算21安打の中でも実に12安打が長打という異例の数字が出ている。

【映像】単打の方が珍しい!大谷翔平、痛烈ライト前ヒットのシーン

 角度がつけばフェンスオーバー、低弾道でも外野手から少し離れたところに飛べば、その打球速度によって野手が追いつけず二塁打、三塁打になり、また俊足も活きてくる。今の大谷には、長打を放つ全ての条件が揃っている。前日の試合でも一、二塁間を破ったライト前ヒットになると思いきや、天然芝をもろともせずに打球はゴロでライトフェンスまで到達。二塁打となっていた。

 直近では右3→中2→中2→左2→左本→右2と、6安打続けて長打を放っていた大谷だが、この日のライト前ヒットによってようやく“連続長打”がストップ。ただ今回の当たりもたまたまライト正面手前で弾んだから単打に終わっただけで、打球速度は104.3マイル(約168キロ)を計測。少し打球方向がずれていればライト線、もしくは右中間へと転がる長打になっていたことだろう。

 捉えた打球がまさに目にも止まらぬ速さで飛んでいく。今季50本塁打も期待される大谷だが、二塁打、そして三塁打は何本記録されるだろうか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)