大谷翔平、あの打ち方で打球速度170キロ！？「何今の音」「音やばすぎて草」ファンも混乱

【MLB】カブス9－7ドジャース（4月5日・日本時間6日／シカゴ）

　ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でカブス戦に先発出場。試合には敗れたものの2安打1本塁打2打点と活躍を見せた。その第1打席、外角低めの変化球をうまく左中間に運ぶツーベースを放ったが、軽打のように見えて凄まじい打球音と打球速度を残したバッティングに驚きと混乱の声があがった。

【映像】うまい流し打ちなのに打球速度170キロ！？な証拠映像

　前の試合、ドジャースタジアムの深い右中間スタンド中段に飛び込む131メートル弾を放った大谷は、吹っ切れたようにこの日も第3打席で2試合連続となる2号をライトスタンドに放っている。それも、タイミングを崩されながら片手でフェンスオーバーした驚愕の一発だった。ホームランも驚きだったが、第1打席で見せたツーベースも大谷にしか打てない打球だったと言ってもいいだろう。大谷はカブス先発ヘンドリックスが外角低めに投じたシンカーに巧みなバットコントロールで合わせると、低い弾道の打球が左中間へ。難しいボールだったが、打球は快音を残し左中間へ飛んでいくと、あっという間にフェンスに達した。

　無理に引っ張らずに左方向を狙った技術もさることながら、視聴者を驚かせたのはやはりそのパワーだった。軽く合わせたように見えた一方で、インパクトの打球音は大谷ならではの「パァン」という破裂するような音。これには中継の視聴者も「音えぐい」「何今の音」「音やばすぎて草」「音キモチェー」とすぐさま反応を見せていた。

　打球速度は実に106.1マイル（約170.8キロ）。これは自身が第3打席で放ったホームランよりも速く、この試合で鈴木誠也が打った弾丸ライナーでフェンスを直撃したツーベースの106.7マイル（約171.7キロ）と遜色ない。ホームランでの規格外のパワーが話題になることが多い大谷だが、ホームラン以外の打球もまた規格外だった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）