＜関西学生野球春季リーグ：京大1－0関大＞◇6日◇第1節1回戦◇わかさスタジアム京都今秋ドラフト目玉候補の最速154キロ左腕、関大・金丸夢斗投手（4年＝神港橘）のリーグ戦の連勝が「18」でストップした。京大との春季リーグの開幕戦に先発し、8…

＜関西学生野球春季リーグ：京大1－0関大＞◇6日◇第1節1回戦◇わかさスタジアム京都

今秋ドラフト目玉候補の最速154キロ左腕、関大・金丸夢斗投手（4年＝神港橘）のリーグ戦の連勝が「18」でストップした。京大との春季リーグの開幕戦に先発し、8回4安打1失点、11奪三振と試合をつくったが、打線の援護なく無念の黒星を喫した。

中盤まで京大打線を圧倒した。切れ味抜群の直球に変化球を交えた緩急自在の投球で5回1死まで完全投球。両軍無得点の6回には無死三塁の大ピンチを迎えたが、8番平山をこの日最速149キロ直球で空振り三振を奪った。続く代打松本は追い込まれてからスクイズを試みたが、高めに外して空振り三振を奪い、飛び出していた三塁走者は挟殺プレーでタッチアウト。得点を許さなかった。

7回、味方守備の失策で2死二塁のピンチを招き、4番中村に右前打を浴び、右翼手がもたつく間に先制点を献上。その1点が決勝点となり、2年春から続いていたリーグ戦の連勝は止まり、山口高志（関大）が持つ21連勝のリーグ最長記録に並ぶことはできなかった。

金丸は「今日は負けてしまったんですけど、すぐ切り替えて、（2、3回戦で勝って）勝ち点取ればいい話なんで、切り替えてやっていきたいと思います」と前を向いた。次戦は中1日で8日の京大との3回戦に先発する見込みだ。