【MLB】カブス9-7ドジャース(4月5日・日本時間6日/シカゴ)  まさかの2年連続お見送りとなった。ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で、カブスの鈴木誠也外野手が「2番・ライト」でそれぞれスタメン出場。大谷は第3打席、ライト頭上へ…

【MLB】カブス9-7ドジャース(4月5日・日本時間6日/シカゴ)

 まさかの2年連続お見送りとなった。ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で、カブスの鈴木誠也外野手が「2番・ライト」でそれぞれスタメン出場。大谷は第3打席、ライト頭上へ2試合連続となる2号2ランを放った。鈴木にとっては2年連続で大谷のホームランを見送る形となった。

【映像】鈴木誠也も見送るだけ…大谷翔平、豪快な2号2ラン

 2-6とドジャース4点ビハインドの5回、先頭のベッツがヒットで出塁し無死一塁で大谷が3打席目を迎えた。大谷は初球、チェンジアップにタイミングを狂わされながらも体を残しバットにボールを乗せる。最後は右手一本で軽く払うようなスイングとなったが、高く上がった打球がライトの後方へと飛んでいく。

 カブスのライトを守る鈴木はこの打球をライトポール付近まで追ったが、ボールはフェンス際で見上げる鈴木の頭上を悠々と越えていき、スタンドに吸い込まれていった。

 昨年6月6日(同7日)に行われたエンゼルス対カブスの一戦で、当時エンゼルスの大谷は6月最初のホームランとなる16号を放っているが、このときもライトを守る鈴木の頭上を襲う弾丸ライナーだった。昨季のアーチは鈴木のジャンプがわずかに及ばず、リプレー検証の末ライトフェンスのホームランラインを超えていたというものだったが、今日大谷が放った一発は、鈴木もただ見送るしかなかった。

 2年連続で大谷のホームランを目の前で見ることになってしまった鈴木は、球場が歓声とどよめきで包まれるなか“あー、また俺の上を飛んでったな”とでも思い出しているような微妙な表情を浮かべながら守備位置へと戻っていった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)