【MLB】ドジャース 5−4 ジャイアンツ(4月3日・日本時間4日/ロサンゼルス)  ともに戦う仲間も気にかけ、頼りにしているからこそ本当に嬉しかったのだろう。ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場し、今季41打席目となる第…

【MLB】ドジャース 5−4 ジャイアンツ(4月3日・日本時間4日/ロサンゼルス)

 ともに戦う仲間も気にかけ、頼りにしているからこそ本当に嬉しかったのだろう。ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場し、今季41打席目となる第4打席で待望の今季第1号ソロを放つと、次の打者であるフリーマンが小さくガッツポーズを見せたのを現地カメラが捉えていた。

【映像】カメラが捉えた“粋なガッツボーズ”の瞬間

 自己ワーストとなる開幕から8試合37打席ノーアーチが続いていた大谷。この試合も第2打席でヒットは記録したが、3打席を終えてホームランは出ておらず、1号が遠い状態が続いていた。しかし4-3とドジャースが1点差に迫られて迎えた7回、その時は訪れる。2死走者なしの場面でこの日4度目の打席に入った大谷は、ジャイアンツ3番手テーラー・ロジャーズが投じた外角高めの93.2マイル(時速約149.9キロ)のシンカーを振り抜くと、打球はドジャースファンの待つ右中間スタンドへ。待望の移籍後初アーチとなった。

 大谷が打った瞬間、本拠地ドジャースタジアムに詰めかけたファンが総立ちになって打球を見上げるなか、次打者として控えていたフリーマンも同じように打球の行方を見守る。そしてスタンド中段に着弾したのを見届けると、バッターボックスに足を進めながら左手で控えめなガッツポーズを見せた。

 大谷が苦しんでいるのをすぐ後ろから見ており、その重圧も感じていただろうフリーマンだからこそ、自分のことのように喜んだのか。とはいえ、大谷の力を認め信じているからこその控えめなリアクションだったのかもしれない。

 SNS上ではこのシーンは「フリーマンの『よし』って感じの小ガッツポがいいね」「後ろでフリーマンがガッツポーズしてるのもマジで絵になって最高」など多くの注目を集めた。「フリーマンがちっちゃくガッツポーズしてるの泣ける」「ファンの大歓声の中、このフリーマンの静かなガッツポーズがしみる」など感情を揺さぶられたファンも多かったようだ。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)