井上との大一番を控えているネリ。そのトレーニング風景は大きな反響が相次いだ。(C)Getty Images 歴史的な大一番への緊張感は高まっている。来る5月6日に東京ドームで、ボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者である井上…
井上との大一番を控えているネリ。そのトレーニング風景は大きな反響が相次いだ。(C)Getty Images
歴史的な大一番への緊張感は高まっている。来る5月6日に東京ドームで、ボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者である井上尚弥（大橋）との対戦する元世界2階級王者のルイス・ネリ（メキシコ）だ。
刻一刻と決戦の瞬間が迫るなかで、29歳の“悪童”も臨戦態勢を整えつつある。現地時間4月3日にネリは自身のX（旧ツイッター）に、熱心に筋力トレーニングに励む練習動画を公開。重りを吊り下げ、自身の首や顎周りを強化する様子を見せた。
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対峙するのは、世界最強と恐れられる“モンスター”だ。プロキャリア26戦無敗23KOという傑出した成績を見ても、ネリにとっていかに強大な敵なのかが感じられる。ゆえに筋力強化に励む様子には小さくない反響も相次いだ。
英語で「さぁ行こう」と綴られたネリのXでの投稿には、ファンから様々な意見が殺到。「がんばれチャンプ」「君は勝てば偉大なる戦士になれる」「記者会見でのイノウエに対する謙虚な態度は、君が本気なのだと確信させた」と好意的なコメントが集まった一方で、「イノウエの練習量には及ばない」「顎を鍛えるのはモンスターへの恐怖の表れだ」といった意見も寄せられた。
井上からの奪還を狙うネリ。母国のポッドキャスト番組で「俺はイノウエを恐がってなんかない」と強調し、「日本人は俺のことが好きじゃないんだ。俺は歓迎なんかされていない。でも、準備はできているし、誰とだって戦う」とも豪語する。
着々と決戦に向けた準備を進めているネリは、井上といかに対峙するのか。ゴングの瞬間には文字通り世界が熱視線を向け、待っている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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