第96回選抜高校野球大会で、県勢で初めて優勝した健大高崎の選手たちが3日、県庁を訪れて山本一太知事に優勝を報告した。決勝を兵庫県の阪神甲子園球場で応援したという山本知事は「選手たちの粘りに感動した。群馬県の誇り」とたたえ、県民栄誉賞を贈る…

 第96回選抜高校野球大会で、県勢で初めて優勝した健大高崎の選手たちが3日、県庁を訪れて山本一太知事に優勝を報告した。決勝を兵庫県の阪神甲子園球場で応援したという山本知事は「選手たちの粘りに感動した。群馬県の誇り」とたたえ、県民栄誉賞を贈ることを決めた。

 これまで県勢の選抜大会での成績は準優勝が最高で、決勝進出は1955年の桐生以来だった。夏の甲子園大会で優勝した桐生第一や前橋育英にも同賞が贈られている。健大高崎の箱山遥人主将は「光栄です。夏の優勝も狙いたいし、一人でも多くの方に応援してもらえるようなチームにしていきたい」と語った。(杉浦達朗)