4月3日、川崎競馬場で行われた交流G1・川崎記念(ダ2100m)は、川崎競馬所属のライトウォーリアが中央勢を撃破。ゴール前では3頭横並びで飛び込んだが、アタマ差凌いで嬉しい勝利を飾った。川崎記念、勝利ジョッキーコメント1着 ライトウォーリ…
4月3日、川崎競馬場で行われた交流G1・川崎記念(ダ2100m)は、川崎競馬所属のライトウォーリアが中央勢を撃破。ゴール前では3頭横並びで飛び込んだが、アタマ差凌いで嬉しい勝利を飾った。
川崎記念、勝利ジョッキーコメント
1着 ライトウォーリア
吉原寛人騎手
「声援がすごくて、ちょっと涙出てきますけど、ほんとによく走ってくれましたね。前回ちょっと引っかかりすぎた部分があったので、今日の馬の出来もピカイチで、今までにない以上の仕上がりがあったので、あまりこうアクション強いとかかりすぎてしまうなっていうので、そこら辺はすごく丁寧にハナ切るのにも工夫しました。手応えが全然違ったんですけど、なんとか4コーナーまで出口まで踏ん張ってくれれば、またワンチャンスあるなと思って乗ってたんですけど、その通りにまくり切られずに4コーナー回れたので、そこがでかかったですね。一瞬ちょっと危なかったんですけど、こっちも直線もう一踏ん張りする馬なので、なんとか凌いでくれと直線長かったんですけど。最後ちょっとクビ出たまま50mほど走っていたので、なんとかこのままっていうことで、熱かったですね。全場制覇するという夢も叶って、そしてこの川崎記念を勝てたことは、ほんとにちょっと感慨深いものがありますね。今日は応援ありがとうございました。気持ちいいっすね。最高です。ファンの皆様のほんとにおかげで今日勝つことができました。また是非応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
内田勝義調教師
「夢のようです。前回ちょっとかかっちゃったもんで、今日はそーっと出してって、あとは折り合いを重視で乗ってって言うだけで、ほんとに上手く乗っていただきました。(最後の直線は)ゴール入るまでドキドキでした。えらい子です。(今後は)オーナーさんがここで1回放牧に出すと思いますので、あとはもうオーナーさんと馬の状態見てからになります。(距離は)このぐらい、1800~2000ぐらいが1番いいんじゃないですかね。今日は雨の中、応援に来ていただきまして、ほんとにありがとうございます。これからも川崎競馬を応援よろしくお願いいたします」
2着 グランブリッジ
川田将雅騎手
「男馬相手のG1でよくここまで頑張ってくれたと思います」
3着 アイコンテーラー
松山弘平騎手
「自分の形の競馬は出来ました。手応えよく一度先頭に立っているんですが、気の悪さを出してしまったのか、最後は悔しい結果になりました」
4着 ディクテオン
本田正重騎手
「道中が全然進まなくて、出していくと終いが甘くなると言っていたので、その辺りの匙加減が難しいのです。力はあると思います。このくらいの馬場は全然大丈夫でした」
5着 セラフィックコール
B.ムルザバエフ騎手
「前走のイメージで乗ったのですが、砂の質が船橋と川崎は違くて、キックバックに反応していました。リズムが中々整えられなかったのかなと思います。枠が違えば内容が違ったのかもしれませんが、前走ほどの反応はなかったです」
武豊「いつ走るかわからない」
6着 ノットゥルノ
武豊騎手
「この馬は掴みどころがないというか、成績にムラがありますね。状態は調教の時も良かったので…こういう馬場状態も得意なんだけど、道中も良いところもハマっていい感じでした。考えられるのは左回りくらいしか…乗ってては感じないです。いつ走るかいつ走らないかがわからない」
7着 シルトプレ
石川倭騎手
「終いを活かす形で進めました。もう少し早めに上がっていきたかったのですが…今年初戦の分、多少割引も必要ですし、次に向けて頑張っていきたいです」
9着 グロリアムンディ
坂井瑠星騎手
「良い位置につけられましたが、ペースが上がった時に手応えがなくなってついていけなくなりました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
4月3日、川崎競馬場で行われた11R・川崎競馬(Jpn1・4歳上オープン・ダ2100m)は、吉原寛人騎乗の7番人気、ライトウォーリア(牡7・川崎・内田勝義)が快勝した。アタマ差の2着に5番人気のグランブリッジ(牝5・栗東・新谷功一)、3着に4番人気のアイコンテーラー(牝6・栗東・河内洋)が入った。勝ちタイムは2:15.5(重)。
1番人気でB.ムルザバエフ騎乗、セラフィックコール(牡4・栗東・寺島良)は5着、2番人気で坂井瑠星騎乗、グロリアムンディ(牡6・栗東・大久保龍志)は9着敗退。
3頭横並びでゴール
吉原寛人騎乗の7番人気、ライトウォーリアがゴール前の大接戦を制した。レースでは先手を奪って手応えを残して直線勝負へ。一旦先頭を譲る場面もあったが、再び盛り返して素晴らしい勝負根性を発揮。ゴール前で僅かに残して中央勢を撃破した。
ライトウォーリア 30戦9勝
(牡7・川崎・内田勝義)
父:マジェスティックウォリアー
母:スペクトロライト
母父:ディープインパクト
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 ライトウォーリア 吉原寛人
2着 グランブリッジ 川田将雅
3着 アイコンテーラー 松山弘平
4着 ディクテオン 本田正重
5着 セラフィックコール B.ムルザバエフ
6着 ノットゥルノ 武豊
7着 シルトプレ 石川倭
8着 デルマルーヴル 山崎誠士
9着 グロリアムンディ 坂井瑠星
10着 キャッスルブレイヴ 西啓太
11着 エブリワンブラック 藤本現暉