【MLB】ドジャース8-3ジャイアンツ(4月1日・日本時間2日/ロサンゼルス)  大谷の一振りに球場のファンも総立ちに!?ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場したジャイアンツ戦は4打数1安打とこの日も待望の1発はおあずけと…

【MLB】ドジャース8-3ジャイアンツ(4月1日・日本時間2日/ロサンゼルス)

 大谷の一振りに球場のファンも総立ちに!?ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場したジャイアンツ戦は4打数1安打とこの日も待望の1発はおあずけとなった。しかし、第2打席の痛烈ツーベースに続き第3打席ではレフトへいい角度で大きなフライを打ち上げると、大谷独特の伸びる打球に観客から大きな歓声が起こっていた。

【映像】ぐんぐんと伸びた大谷翔平の打球

 大谷はこの試合、第1打席で先制点となる打点を挙げると、第2打席では鋭い打球が一塁線を破るライトへのツーベースを放ち3試合連続安打をマークした。そして3-0とリードして迎えた5回、2死走者なしの場面で3度目の打席に入った大谷は、2球で追い込まれるもその後ファールで粘りを見せる。するとフルカウントからの9球目、外角やや外れた変化球にバットを合わせると、打球はレフトへ飛んでいった。

 腕を伸ばして左中間方向へ持っていく大谷の打球は想像以上の飛距離となることが多い。この当たりも高く上がり、実況も「うまく乗せたか!?」と期待の叫びをあげたが、やや飛距離が足りずレフトフライとなった。しかし、インパクトの音は十分雰囲気を感じさせるものであり、実際に大きく伸びていった打球にファンからはホームランを期待するような大歓声が上がっていた。

 結局この日も快音は聞かれず、大谷は2022年に並ぶ開幕から7試合ホームランなし、自己ワーストとなる33打席ノーアーチとなっている。とはいえ、鋭い打球のヒットは出ており、この打席のように大きな当たりも見られる。大型契約や通訳の問題で注目され大谷自身も力が入っているのかもしれないが、移籍1号はそう先の話ではないはずだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)