【明治安田J1リーグ】川崎フロンターレ 3-0 FC東京(3月30日/等々力陸上競技場) 【映像】相手の体に頭をねじ込んでゴリゴリ猛進する“闘牛ドリブル”  衝撃の“闘牛ドリブル”だった。川崎フロンターレFWエリソンがドリブルで持ち上がった…

【明治安田J1リーグ】川崎フロンターレ 3-0 FC東京(3月30日/等々力陸上競技場)

【映像】相手の体に頭をねじ込んでゴリゴリ猛進する“闘牛ドリブル”

 衝撃の“闘牛ドリブル”だった。川崎フロンターレFWエリソンがドリブルで持ち上がった際に対峙したFC東京のDFが屈強なフィジカルに耐えきれず、ユニフォームを引っ張って対応。“闘牛”はビクともせずに突き進んだが、最後はファウルの判定となり「引っ張ってるだろ!」と抗議した。

 注目のシーンは26分に起こる。エリソンがハーフェーライン付近からボールを持つと、ドリブルで自ら持ち上がろうとする。それに対してFC東京は木本恭生が対峙した。

 すると、木本のチェックに対してエリソンは一切動じることなくドリブルでゴリゴリ進んでいく。FC東京DFは堪らずユニフォームを引っ張って止めようとするも、それでもブラジル人FWは屈することはなかった。

 最終的には審判が笛を吹いて木本のファウルと判定。イエローカードが提示されると、エリソンは「引っ張ってるだろ!」とも取れるジェスチャーで抗議。

 解説の福田正博氏は「引っ張ることがいいとは言わないですけど、あのくらいじゃ止まらないですからね」と屈強なフィジカルに感服した様子をみせると、ダブル解説を務めた中西哲生氏も「コースに頭を入れていく、本当に闘牛みたい」相手のコースに潜り込もうとする強引なドリブルに「ディフェンダーにとっては一番いやなことをやってくる」とコメントした。

 試合はその後、川崎フロンターレが3点を奪ってFC東京から白星。今季ホーム初勝利を飾った。

(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)