3月19日にベルーナドームで行われた埼玉西武ライオンズ対広島カープのオープン戦で、西武の新助っ投・ヤンが登板。奪三振時に見せた個性豊かなリアクションと、それを巡るちょっとしたハプニングが、野球ファンの間で話題となっている。 【映像】ヤンのク…

3月19日にベルーナドームで行われた埼玉西武ライオンズ対広島カープのオープン戦で、西武の新助っ投・ヤンが登板。奪三振時に見せた個性豊かなリアクションと、それを巡るちょっとしたハプニングが、野球ファンの間で話題となっている。

【映像】ヤンのクセが強い奪三振パフォーマンス

1-1の同点で迎えたこの試合の6回表から、先発・平良海馬の後を受けて登板したヤンは、いきなりこの回先頭の2番・レイノルズをキレの良いスライダーで空振り三振に。するとその際、マウンド上のヤンはその場にしゃがみ込むような、独特なガッツポーズを披露。すぐさまネット上の野球ファンからは「なんやこれwww」「クセ強すぎwww」「めっちゃ好きだわwww」といった様々な声が巻き起こることとなったが、問題はその後。続く3番・小園海斗との対戦で、ヤンはカウント1-2からの4球目、真ん中やや外寄り低めのスライダーを投じ、これを辛くも小園がバットに当てて内野に転がった。ヤンのすぐ脇を抜けて、セカンドを守る外崎修汰の前へと転がる一打となったものの、なぜかマウンド上のヤンは、小園を三振にとれると早合点したのか、前出の“クセの強いガッツポーズ”を披露。当然、その間に打球処理のための動きは見せなかったことから、小園の凡退直後に、外崎がすかさず歩み寄り、ヤンに“ダメ出し”をすることに。こうした場面を目の当たりにしたネット上のファンからは、「投げたらすぐ構えろってジェスチャーがわかりやすすぎるw」「怒られる内容がほんまにおもろい」「やらかした直後にパフォーマンスするのポイント高いな」「あんま反省してなさそうな感じ好き」「ベンチでもジャンプして説明して豊田コーチにマジで怒られるの好き」といった様々な反響が寄せられた。

3月29日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、改めてそのシーンを振り返ることとなったが、その際にVTRを観た野球解説者の里崎智也氏は、苦笑いしつつ「今まで和気あいあいと楽しい野球やってたんでしょうね。だって来日して、いきなりやりだしたことじゃないと思うんですよ。今までもやってて、これで許されてきたんですから、楽しい野球ライフを送ってきたんじゃないですか」と、ユーモアと皮肉を織り交ぜながら、コメントする形となった。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)