第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)で春夏通じて初の甲子園優勝を果たした健大高崎の選手らが1日、群馬県高崎市の同校に戻った。県勢初のセンバツ優勝を飾った選手らを、大勢の…
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)で春夏通じて初の甲子園優勝を果たした健大高崎の選手らが1日、群馬県高崎市の同校に戻った。県勢初のセンバツ優勝を飾った選手らを、大勢の生徒や学校関係者らが大きな拍手で出迎えた。
選手たちはJR高崎駅で新幹線を降り、午後4時50分ごろにバスで同校に到着。歓声が湧き起こる中、紫紺の優勝旗を手にした箱山遥人(はると)主将(3年)を先頭に、首にメダルをかけた選手たちが続いた。
同校の玄関前で職員から花束を手渡された青柳博文監督は「20年以上前、目の前のテニスコートで(野球部が)発足した頃を思い出すと涙が出る。皆さんの応援を励みに、選手たちは泥臭く一生懸命試合をしてくれた。明日から練習し、春夏優勝を目標に頑張る」とあいさつした。
箱山主将は「何度も甲子園に足を運び応援してくださった方々の声援が、自分たちの心のエネルギーになった」と感謝し、「夏も甲子園に戻り、うれし涙で高校野球を終えたい。応援よろしくお願いします」と呼びかけると、生徒たちから拍手が送られた。【日向梓】