韓国での開幕戦で実現したサンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有と、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の日本人プレーヤー対決。 【映像】大谷が騙された"逃げていく魔球” この対決で、ダルビッシュが“大谷のために用意した球”について、元・MLB…

韓国での開幕戦で実現したサンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有と、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の日本人プレーヤー対決。

【映像】大谷が騙された"逃げていく魔球”

この対決で、ダルビッシュが“大谷のために用意した球”について、元・MLBプレーヤーの川﨑宗則氏が言及した。

3月24日にABEMAで放送された『ABEMAスポーツタイム』では、3月20日に韓国・高尺スカイドームで行われたサンディエゴ・パドレス対ロサンゼルス・ドジャースの開幕戦で、ダルビッシュと大谷が対戦した2打席について、VTRを交えつつ紹介。

その際、川﨑氏は、第2打席でのパドレスバッテリーの配球について解説。川﨑氏によると、初球に投げた内寄りのストレートは、大谷にまず速い球を見せる狙いがあるとした上で、続く2球目について「これはダルビッシュ君が、翔平さんのために作ってきたボールです。“対・大谷翔平”用のボールです。普段はもう少しスピードが遅いフォークなんですけど、速いフォークの。しかもちょっとシンカーですね。“フォークシンカー”。フォークなんだけどシンカー。逃げていく球なんですよ。それが今回、ダルビッシュ博士、作ってきました。」と、大谷との対戦を想定し、日頃投げているものとは違う速度と変化が特徴の変化球をダルビッシュが用意していたと指摘。実際、この球が効果を発揮する形で、第1打席で大谷は凡退しているが、その場面について川﨑氏は「フォークシンカーを1打席目、それをまんまと翔平さん、1打席目、“あ、真っ直ぐ!”と思って振りにいったら、それがフォークシンカーでショートゴロになったんです。」と、大谷にとっても想定外の球であったと解説した。

(ABEMA『ABEMAスポーツタイム』)