猛烈な追い上げに阪神甲子園球場が盛り上がりを見せた。第96回選抜高校野球大会は27日に2回戦があり、宇治山田商(…

【中央学院-宇治山田商】九回裏宇治山田商2死一塁、打者・伊藤の時、山本が二盗成功し拳を突き上げる=阪神甲子園球場で2024年3月27日、三浦研吾撮影

 猛烈な追い上げに阪神甲子園球場が盛り上がりを見せた。第96回選抜高校野球大会は27日に2回戦があり、宇治山田商(三重)は中央学院(千葉)に6―7と競り負けたが、最大7点差から1点差に迫る猛反撃を見せた。

 宇治山田商は四回表までに7点をリードされたが、四回に1点を返すと、六回は4番・小泉蒼葉選手の適時打などで3点を加えた。さらに八回に暴投と重盗の間に2点を加えて1点差とした。九回も2死二塁と同点の好機を作ったが、あと一本が出なかった。

 初の準々決勝進出はならなかったものの、粘り強い戦いぶりにネット交流サービス(SNS)では「7―0の時は正直もう決まったと思ったのにすごい」「序盤の失点でめげない、諦めない。高校野球らしい高校野球だった」とたたえる声が相次いだ。【生野貴紀】