【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース0-6エンゼルス(3月25日・日本時間26日/ロサンゼルス)  見ていたすべての人が思わず「あっ!」と声を出してしまったのではないだろうか。ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスプリングトレ…

【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース0-6エンゼルス(3月25日・日本時間26日/ロサンゼルス)

 見ていたすべての人が思わず「あっ!」と声を出してしまったのではないだろうか。ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスプリングトレーニングのエンゼルス戦にスタメン出場し、5回の第3打席で速球があわや大谷の顔面を直撃というシーンがあった。大事には至らなかったが、ドジャースタジアムにはブーイングがこだました。

【映像】球場騒然&ブーイング!大谷の顔面すれすれに飛んできた“危険球”\

 この日の相手は、大谷が6シーズン過ごした古巣エンゼルス。先発は大谷とも仲の良かった左腕デトマーズだった。大谷はデトマーズに対し、1打席目はサードゴロ、2打席目もショートゴロと打ち取られる。5回にこの日3度目の対決を迎えると、フルカウントからデトマーズが投じた6球目の94.7マイル(約152.4キロ)のストレートがすっぽ抜け、キャッチャーの構えを大きく外れて大谷の顔面付近に行ってしまった。

 大谷は驚きの叫びをあげながらも、大きく後ろにのけぞるようにギリギリのところでこれを回避。スタンドからは“よく避けた!”と言わんばかりに「オオー!」とどよめきが起こると、“大事な時期に何してくれてるんだ!”とばかりにブーイングの嵐が起こった。

 中継を視聴していたファンもこれにはヒヤリとしたようで、「危ないよー」「こわい」「すごい声出た」など驚きと心配の声が多数上がっていた。

 デトマーズはルーキーイヤーの2022年にノーヒットノーランを達成するなど期待の若手左腕。目の覚めるような投球を見せることも多いが、突如制球を乱すなど安定感に欠けるところもある。大谷もよく知っているだけに笑顔を返していたが、ヒヤっとした場面ではあった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)