報道陣の取材を受け付けずも「米国では当たり前のこと。世間も認めている」 ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、元通訳・水原一平氏の違法賭博疑惑に関して、ドジャースタジアム内で取材対応した。声明のみの発表となったが、違法賭博、違…

報道陣の取材を受け付けずも「米国では当たり前のこと。世間も認めている」

 ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、元通訳・水原一平氏の違法賭博疑惑に関して、ドジャースタジアム内で取材対応した。声明のみの発表となったが、違法賭博、違法ブックメーカーへの送金など全てを否定。ロサンゼルス・タイムズ紙のディラン・ヘルナンデス記者は「一番いい選択だったと思います」と話した。

 報道陣の質疑応答には応じず、カメラによる撮影も禁止に。MLBが正式に調査に乗り出した案件とあって、報道陣からの質問を受け付けなかったが、「米国では当たり前のこと。世間も認めている。裁判をやって判決できないと罰しない。(問題解決へ)米国の常識で進めていくのでしょう」と語った。

 元通訳の違法賭博疑惑は、チームへの影響もゼロではない。「ここで一旦、騒動を収めて。やはりチームに迷惑をかけたくない。野球に集中できる環境を作りたかったんだと思います」。気持ちを切り替え、28日(同29日)の米国開幕戦へフォーカスしたいところだ。(小谷真弥 / Masaya Kotani)