【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース5-3エンゼルス(3月24日・日本時間25日/ロサンゼルス) 【映像】大谷の新本拠地にまさかのトラップ!?ボールが挟まる瞬間  伝統と格式あるメジャー屈指の人気球場の敵は老朽化問題だった!? スプ…

【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース5-3エンゼルス(3月24日・日本時間25日/ロサンゼルス)

【映像】大谷の新本拠地にまさかのトラップ!?ボールが挟まる瞬間

 伝統と格式あるメジャー屈指の人気球場の敵は老朽化問題だった!? スプリングトレーニングのエンゼルス戦で、ドジャースの大谷翔平投手が本拠地ドジャースタジアムに「2番・DH」で初登場。この試合の7回、エンゼルスのネトが左中間を破る長打を放った際、打球が球場の一部を破損。このときの対応を巡って一時審判団が判定を審議する場面があった。

 4-0とドジャースリードの7回、エンゼルスは1死一塁でネトが打席を迎えた。ネトは外角低めのボールを打ち返すと、打球はセンターの左を襲うヒットとなった。センターが打球に追いつくことができず、ボールはフェンス下部に到達。センターが打球を拾いに行っている間にネトは二塁を蹴ると、三塁を陥れるタイムリースリーベースとなった。

 しかし、ここでドジャース側が審判にチャレンジを要求。リプレーを見ると、打球は老朽化したフェンスの最下部を破壊し、その結果フェンスと地面の間にボールが挟まってしまったようにも見える。審判団の説明によると、ドジャースはこれによりエンタイトルツーベースではないかと検証を求めているということだった。

 ABEMAで実況を務めたDJの福ノ上達也氏が「老朽化が進んでるんですね、ドジャー・スタジアムも」と解説すると、MLB評論家の福島良一氏も「1962年開業だから、メジャーで3番目に古い球場になります」と知識を披露した。

 ベッツ、大谷、フリーマンという豪華MVPトリオを揃え、世界一奪還を目指す人気団の意外すぎる落とし穴に、中継を視聴していたファンからは「なんだあの隙間」「ボロボロ直しとけよ」「いや補修してよそんくらいw」「しっかり整備しろ」といったツッコミが相次いだ。

 結局チャレンジは認められずスリーベースのまま試合再開となったが、普通の打球でいちいちフェンスが破損していたら野球どころではないはず。大谷も今季から、本拠地球場であるドジャースタジアムでの試合が最も多くなる。ベストな環境でプレーできるよう、球団には定期的な施設の点検をしてほしいものだ。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)