3月31日に阪神競馬場で行われる第68回大阪杯(GI、芝2000m)には、昨年のダービー馬タスティエーラ、昨年の皐月賞馬ソールオリエンス、重賞2勝のローシャムパーク、京都記念勝ち馬プラダリア、京都記念2着ベラジオオペラらが出走予定。 ◆【大…

3月31日に阪神競馬場で行われる第68回大阪杯(GI、芝2000m)には、昨年のダービー馬タスティエーラ、昨年の皐月賞馬ソールオリエンス、重賞2勝のローシャムパーク、京都記念勝ち馬プラダリア、京都記念2着ベラジオオペラらが出走予定。

◆【大阪杯2024特集】出走予定・枠順、予想オッズetc.「タスティエーラvs.ソールオリエンス」 お役立ち馬券攻略ガイド

ここでは過去10年のうち、GIに昇格した2017年以降のデータから予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。

■有馬記念組は近年不振の傾向

過去7年において、最多3勝を挙げる中心となりそうな金鯱賞組だが、今年は3着以内の馬は不在。過去4着以下から好走した例もあるが、今年の該当馬は4着ハヤヤッコのみ。8歳馬の好走例はなく、GIで前進を見込むのは期待薄か。

・金鯱賞【3.2.1.21】 ・中山記念【1.1.2.9】 ・有馬記念【1.1.0.5】 ・香港C【1.0.0.3】 ・チャレンジC【1.0.0.1】 ・京都記念【0.2.1.14】 ・秋華賞【0.1.0.0】 ・小倉大賞典【0.0.1.9】 ・ジャパンC【0.0.1.2】 ・神戸新聞杯【0.0.1.0】

GII全体で見ると、国内GIIクラス組が【4.5.5.55】勝率5.8%、複勝率20.3%で回収値は単勝128、複勝70と中心的存在。このうち、5歳馬は【3.2.2.18】勝率12.0%、複勝率28.0%で単勝340、複勝134と大幅にアップする。今年の該当馬だと4歳馬ソールオリエンス、ベラジオオペラよりも5歳馬ジオグリフ、プラダリアの方が世代レベルを踏まえても期待値は高い。

続く前走・有馬記念組は4歳馬タスティエーラ、ハーパーが参戦予定。ただ、近年は昨年のジェラルディーナが5番人気6着、2022年のエフフォーリアが1番人気9着、19年にブラストワンピースが1番人気6着とGI馬でさえ馬券外に沈んでおり、20年以降は3着以内の例がないのも気がかりだ。

前走・香港C組は昨年、該当馬ジャックドールが勝利。今年唯一の該当馬ローシャムパークには追い風か。5歳馬でGI未勝利、重賞2勝だった点も共通しており、軽視は禁物だろう。

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(SPREAD編集部)