【MLB】ドジャース11-15パドレス(3月21日/ソウル) MLB初登板となったドジャースの山本由伸投手は、1回5失点とまさかの大乱調で、悔しさを滲ませながらベンチへと戻っていった。そんな山本をベンチで出迎えたのは大谷翔平投手。「大丈夫だ…
【MLB】ドジャース11-15パドレス(3月21日/ソウル)
MLB初登板となったドジャースの山本由伸投手は、1回5失点とまさかの大乱調で、悔しさを滲ませながらベンチへと戻っていった。そんな山本をベンチで出迎えたのは大谷翔平投手。「大丈夫だ」とでも言わんばかりの尻タッチで、メジャーリーガーとしての先輩らしさを見せた。
山本は立ち上がりから苦しんだ。先頭のボガーツに初球をレフト前へ運ばれると、タティスにはまさかのデッドボール。さらにクロネンワースに2点タイムリースリーベースを浴びわずか9球で2点を失ってしまう。その後も立ち直ることはできず、打者9人の猛攻を受け1回5失点、被安打4、与四球1、与死球1、2奪三振の内容に終わった。
まさかの5失点に俯いてベンチへと下がる山本。するとヘルメットを被って打者の準備をしている大谷が、ベンチで「大丈夫だ」とばかりに“尻タッチ”。メジャーで7年目を迎え、投打で結果を残してきた大谷からは圧倒的な先輩感が漂っていた。
この大谷の激励に報いたかった山本だったが、2回のマウンドに上がることなく、メジャーデビュー戦は1回5失点KOに終わった。降板直後には悔しさを滲ませていたが、大谷のフォローが良かったのか回が進むに連れて笑みが戻ってきた。
大谷と山本はドジャースでは同期入団となるが、メジャーリーグにおいては大谷のほうが先輩であり実績もケタ違い。選手の枠を超えたスーパースターでもある。そんな大谷先輩が寄り添ってくれるのは、山本にとっても心強く、そして頼もしかったことだろう。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)