今週の日曜日は、中山競馬場でマーチステークス(GIII・ダ1800m)が行われます。  過去10年で最多の12頭が馬券になっているのが6歳馬です。昨年も11人気のキタノヴィジョンが3着に激走しています。  また、7歳以上馬も7頭が馬券に…

 今週の日曜日は、中山競馬場でマーチステークス(GIII・ダ1800m)が行われます。

 過去10年で最多の12頭が馬券になっているのが6歳馬です。昨年も11人気のキタノヴィジョンが3着に激走しています。

 また、7歳以上馬も7頭が馬券に。そのうち3頭が二桁人気でした。6歳以上の高齢馬の一発に警戒する必要がありそうです。

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
4歳馬
[0-0-0-20]複勝率0%
該当馬:キリンジ、ブライアンセンス、ミトノオー
(過去の主な該当馬:23年ハピ2人気7着、ヴァルツァーシャル3人気16着、21年アメリカンシード1人気14着)

 かつては高い好走確率を誇った4歳馬だが、近年は6歳以上の高齢馬の活躍もあって苦戦している。17年以降の7年間では20頭が参戦して1頭も馬券に絡めなかったのだ。しかもそのうち13頭が1〜5人気の馬だったのである。

※データは17年以降の7回を対象としている

 上位人気が予想されるブライアンセンスが消去データに該当しました。

 関東馬ながら京都で連勝を遂げ、前走では前残り決着となった東海Sで差して4着と健闘しています。そして今回は地元での一戦。ここからの上昇が強く期待できる4歳馬ですが、じつは近年傾向的には、じつはその年齢がネックになって強くは推せません。人気馬凡走傾向の強いデータなだけに、あえて疑問符をつけてみるのが正解でしょう。

 重賞レースの参考に、是非お役立てください。