第96回選抜高校野球大会第6日の23日に登場予定の日本航空石川(石川県輪島市)を、初戦敗退した近江(滋賀県彦根市…

合同練習する近江(青のジャージー)、日本航空・日本航空石川(黒のジャージー)の吹奏楽部員=滋賀県彦根市の近江高校で2024年3月22日午後2時24分、伊藤信司撮影

 第96回選抜高校野球大会第6日の23日に登場予定の日本航空石川(石川県輪島市)を、初戦敗退した近江(滋賀県彦根市)の吹奏楽部がアルプス席から友情応援することになり、22日、両校の吹奏楽部員らが合同練習を行った。

 能登半島地震で被災した日本航空石川の一部生徒は系列校の日本航空(山梨県甲斐市)に避難。日本航空石川のセンバツ出場が決まったことから、吹奏楽部も3月上旬から山梨に移って練習を重ねてきた。被災地を励ましたいと近江吹奏楽部顧問の樋口心教諭(48)が両校に声をかけ、約100人の3校合同バンドで演奏することになった。

 22日は日本航空石川と日本航空両校の生徒がバスで近江に到着。日本航空石川の校歌のほか、能登半島が舞台となったNHK連続テレビ小説「まれ」のテーマ曲などを練習した。

 日本航空石川吹奏楽部のリーダー、九尾結月さん(新3年)は「甲子園で演奏するのが夢だった。明るく堂々とした演奏で地元を元気づけられたら」。近江吹奏楽部長の三國萌桃乃さん(新3年)は「被災した仲間と心を一つにして、友情あふれる音楽を披露したい」と話した。【伊藤信司】