3月20日、B1リーグが2週間ぶりに再開し、各地で2023-24シーズンの第26節が開催された。  激しい優勝争いが繰り広げ…

 3月20日、B1リーグが2週間ぶりに再開し、各地で2023-24シーズンの第26節が開催された。

 激しい優勝争いが繰り広げられている東地区では、首位の宇都宮ブレックスが90-63で秋田ノーザンハピネッツに勝利し、1月21日の第18節から続く連勝を「13」に更新。1ゲーム差の2位・アルバルク東京、東アジアスーパーリーグ(EASL)と天皇杯の2冠を手にした3位・千葉ジェッツも白星をつかんだなか、盤石の試合運びで首位の座をキープしている。

 中地区では、首位を独走している三遠ネオフェニックスが、敵地で川崎ブレイブサンダースに78-101で敗れ5連敗。快進撃をけん引してきたコティ・クラークと金丸晃輔がコンディション不良でベンチ外となった一戦で連敗ストップとはならなかった。地区2位につけるシーホース三河は連敗を止め、再び首位と7ゲーム差に。中地区とワイルドカード争いで3位につける川崎、逆転でのチャンピオンシップ(CS)進出を目指すサンロッカーズ渋谷も貴重な白星をつかんだ。

 西地区では、琉球ゴールデンキングスがリーグ戦の連勝を「8」に伸ばして首位固め。天皇杯で屈辱的な大敗を喫していた前年王者は、大阪エヴェッサとの接戦を88-79で制し、再スタートの一歩を踏み出した。また、2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズが連敗した一方で、ワイルドカード争い2位の島根スサノオマジックに加えて、広島ドラゴンフライズ、佐賀バルーナーズも勝利。地区中位のクラブが逆転でのCS進出へ向けて白星を積み重ねている。

■3月20日のB1リーグ試合結果

秋田 63-90 宇都宮

仙台 72-61 北海道

茨城 82-98 千葉J

群馬 87-89 A東京

SR渋谷 72-65 FE名古屋

川崎 101-78 三遠

横浜BC 84-69 富山

三河 85-74 信州

名古屋D 91-103 島根

京都 60-75 広島

長崎 71-80 佐賀

琉球 88-79 大阪