【セリエA】フロジノーネ 2-3 ラツィオ(日本時間3月17日/スタディオ・ベニート・スティルペ)  ラツィオのMFマテオ・ゲンドゥージが、素行の悪さを再び露呈してしまった。フロジノーネのMFエンソ・バレネチェアと交錯した後、喉輪攻めを決め…

【セリエA】フロジノーネ 2-3 ラツィオ(日本時間3月17日/スタディオ・ベニート・スティルペ)

 ラツィオのMFマテオ・ゲンドゥージが、素行の悪さを再び露呈してしまった。フロジノーネのMFエンソ・バレネチェアと交錯した後、喉輪攻めを決め、さらに「倒れてんじゃねえ!」のジェスチャー。イエローカードが提示されなかったのが不思議なくらいのシーンだった。

【映像】喉輪攻め→激しいジェスチャーの一部始終

 71分だった。右サイドにいたゲンドゥージがパスを出すと、プレスにきたバレネチェアとアフター気味に衝突。するとフランス人MFは苛立ったか、バレネチェアに喉輪落としを決めてしまう。しかもその後、痛そうに倒れる相手に両手を上げて「倒れてんじゃねえ!」と言わんばかりのジェスチャーを見せた。

 ボールを目で追っていた主審は、この一部始終を見ていなかった。それゆえ笛は吹かれていないが、映像にはこのシーンがしっかり収められており、イエローカードにも相当しただろう。

 現在24歳のゲンドゥージだが、アーセナルやマルセイユに在籍した当時も指摘されていた精神的な未熟さは、ラツィオでも完全には解消できていない。3月1日のミラン戦でも相手のファウルに対して報復行為をして、レッドカードを食らっていた。MFとしての才能は間違いないタレントだけに、メンタル面の成長が求められる。

(ABEMA de DAZN/セリエA)