【MLB・練習試合】韓国代表 2-5 ドジャース(3月18日/ソウル)  ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場した韓国代表とのエキシビションマッチで、大谷らと“MVPトリオ”として注目される3番フリーマンが好走塁でホームを陥れ…

【MLB・練習試合】韓国代表 2-5 ドジャース(3月18日/ソウル)

 ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場した韓国代表とのエキシビションマッチで、大谷らと“MVPトリオ”として注目される3番フリーマンが好走塁でホームを陥れる場面があった。

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 今季から大谷が加入したドジャースは、リーグ屈指の強力な打線で知られており、特に1番ベッツ、2番大谷、3番フリーマンというMVP経験者が並ぶ上位打線は破壊力抜群と言われている。この日行われた試合では3人から快音は聞かれなかったが、走塁でも怖いところを見せつけた。

 1番ベッツは第1打席に四球で出塁すると、大谷の打席で盗塁に成功。5番マンシーのタイムリーで生還した。

 3回にはまたもベッツが四球で出塁。大谷は倒れたものの3番フリーマンも四球を選んで出塁し一、二塁に。続くスミスの右中間へのツーベースでベッツがホームインすると、さらにフリーマンも思い切りよく三塁を蹴った。

 ライトから中継を経てホームにいい球が返ってきたこともあり、タイミング的には悠々アウトと思われたが、フリーマンがタッチの下をくぐるように長い足を伸ばしホームイン。わずかなズレも見逃さない走塁で1点をもぎ取ってみせた。これには韓国選手も信じられないといった表情を浮かべていた。

 昨季本塁打王を獲得した大谷のみならず、キャリアハイの39本塁打を放ったベッツ、毎年のように3割30本100打点前後の数字を残すフリーマンと打撃面がフィーチャーされることが多いMVPトリオだが、走塁面でも相手にとって脅威であることを見せたこのシーン。こんなところにもドジャースの強さがうかがえた。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)