今季からロサンゼルス・ドジャースでプレーする大谷翔平。昨年行った右肘の手術による影響で、今季は二刀流を封印し、“打者専”で開幕を迎えるそんな大谷の打撃を、元・MLBの野球解説者の川﨑宗則氏が言及した。 【映像】大谷が“変態スイング”をした瞬…

今季からロサンゼルス・ドジャースでプレーする大谷翔平。昨年行った右肘の手術による影響で、今季は二刀流を封印し、“打者専”で開幕を迎えるそんな大谷の打撃を、元・MLBの野球解説者の川﨑宗則氏が言及した。

【映像】大谷が“変態スイング”をした瞬間

3月17日にABEMAで放送された『ABEMAスポーツタイム』に出演した川﨑氏は、NPBのオープン戦に相当するMLBのスプリング・トレーニングの試合での大谷の打席を振り返りながら、「肘のやっぱり影響。非常に見てましたけども、影響は…今のところないですね。暖かいところなんで、アリゾナ。ずっとトレーニングしてきてるんで、あとは実戦だけだったんですけど。実戦でも特に痛みなく、やってますね。(右肘は)快復傾向にあります。もちろん結果が、こうやって出ているのも、すごく良いこと。それよりも身体の健康状態がすごく気になっていたんで、そこの肘の状態が大丈夫っていうことだけが僕はすごく良かったと思います。」と、この日の放送までに、打率.458、本塁打2、打点9と、強打で知られるドジャース打線の中でも、目を引く数字を残していることはもとより、多くのファンが気にかけている右肘の手術の影響についても、特に異常は感じられないとした。

また、そうした点を踏まえ、大谷の打撃について川﨑氏は「普通、レフトフライだと思ってるんですね、みんな。でもそれで入ってしまう。もちろん、アリゾナっていう気候は(打球が)飛ぶんですけど、それにしても翔平さんのスイングスピードの速さ。今年も去年以上に速くなっている。そういうようなホームランが2本生まれました。」と、スプリングトレーニングで放った大谷の本塁打について考察する形で、改めて太鼓判を押すことに。大谷はここまで、“確信歩き”をした大飛球がスタンドインしなかったり、凡退直後に何やら考えているような様子を見せていたりといった点などから、そのコンディションについて気にかける声も少なくないが、川﨑氏のコメントを見る限り、今季も大谷は万全の状態で開幕を迎えられると見て間違いなさそうだ。

(ABEMA『ABEMAスポーツタイム』)