【MLB・練習試合】韓国代表 2-5 ドジャース(3月18日/ソウル)  前日の2三振に続き、この日も3打数ノーヒットといいところを見せられなかったドジャースの大谷翔平投手。開幕前の調整としては最後の打席となった第3打席、快音を期待する観客…

【MLB・練習試合】韓国代表 2-5 ドジャース(3月18日/ソウル)

 前日の2三振に続き、この日も3打数ノーヒットといいところを見せられなかったドジャースの大谷翔平投手。開幕前の調整としては最後の打席となった第3打席、快音を期待する観客から大きな声援が寄せられたが、強い当たりも結果はセカンドゴロ。スタンドから大きなため息が漏れていた。

【映像】“どよめき”が“ため息”に…凡退の瞬間

 前日の2三振に続きこの日も2打席凡退といいところがない大谷は、4回二死一塁で3打席目を迎える。予定通りであれば大谷の出場はここまでということもあり、スタンドからは最後に豪快なバッティングが見たいと大歓声が上がるも、初球から打ちに行った打球はセカンドへ。内角への変化球を捉えたかに見えたが、セカンドが追いつき捕球。大谷はゴロアウトとなり、開幕前の韓国での2連戦は5打席でヒットなしに終わった。

 大谷の打撃を一目見ようと詰めかけた観客からため息が響くと、大谷の応援ボードを掲げたファンも残念そうな表情を見せる。大谷自身も淡々としながらも口を真一文字に結び、悔しそうな様子だった。

 ドジャースは20日から韓国でパドレスとの開幕シリーズを戦う。パドレスの開幕投手は、日本人最多タイとなる自身4度目の大役を務めるダルビッシュ有投手。これまで大谷はダルビッシュと対戦はなく、日米を通じて初の対決となる。ダルビッシュはシーズン前のスプリングトレーニングで3試合に登板し2勝0敗、計9回1/3を投げ防御率2.89と安定した投球を見せた。一方大谷も、韓国での2試合では快音は聞かれなかったもののスプリングトレーニング8試合で22打数11安打の打率.500、2本塁打9打点と圧巻の調整ぶりを見せている。

 シーズンでの打席はエキシビションとは全く別物。韓国のファンの前で大谷がどんなバッティングを見せるのか、今から楽しみだ。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)