巨人・門脇が17日の日本ハム戦で華麗な守備を披露した 今年はどんな美技を見せてくれるのか。巨人の門脇誠内野手が17日、日本ハムとのオープン戦(エスコンフィールド)で好守を披露。安打性の当たりをアウトにしてしまい、ファンの間では「完璧です」な…

巨人・門脇が17日の日本ハム戦で華麗な守備を披露した

 今年はどんな美技を見せてくれるのか。巨人の門脇誠内野手が17日、日本ハムとのオープン戦(エスコンフィールド)で好守を披露。安打性の当たりをアウトにしてしまい、ファンの間では「完璧です」などと話題になっている。

 門脇は3回、先頭の田宮が放った二遊間へのゴロに軽快なステップで追い付くと、捕球後に体を一回転させて一塁へノーバウンド送球。投げる位置も完璧で、鮮やかなプレーにスタンドからも大きな歓声があがった。

 この試合では2番に入り、3安打2打点をマークするなど打撃でも存在感を発揮。DAZNが公式X(旧ツイッター)に「クルッと回った 天然芝からの土でも関係なし 門脇誠が好プレー」とコメントをつけて映像を投稿すると「安泰の守備」「反応速度が並の内野手じゃないな」「送球の強さと正確さ。完璧です」「観ててチョー気持ちいい」「素晴らしい」「さすがです」「今年はGG期待」とファンも期待していた。

 セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、昨季の守備全般の貢献度を表す「UZR」(全ポジション)は12球団でトップの「16.2」だった。2位の近藤(ソフトバンク)は「14.4」で、守備力の高さは数字でも証明されていた。

 23歳の門脇は創価高、創価大を経て2022年ドラフト4位指名で巨人に入団。1年目から開幕メンバー入りを果たし、内野のユーティリティとして126試合に出場。シーズン終盤には、坂本勇人内野手に代わってショートを務める場面も増えた。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。