センバツ高校野球1回戦(18日、甲子園)八戸学院光星(青森)―関東一(東京) 創設100年を迎えるセンバツの幕開け…

主将としてチームをまとめる関東一の高橋徹平=神宮球場で2023年11月17日、前田梨里子撮影

センバツ高校野球1回戦(18日、甲子園)

八戸学院光星(青森)―関東一(東京)

 創設100年を迎えるセンバツの幕開けにふさわしい初戦屈指の好カードとなった。

 大舞台の経験値では昨夏の甲子園8強の八戸学院光星に分があるが、ともにプロ注目選手を擁するなど戦力は充実している。「投」の八戸学院光星と「打」の関東一、どちらが上回るか。

 八戸学院光星は「左腕3本柱」が看板だ。エースの洗平(あらいだい)比呂は世代を代表するサウスポー。プロ野球・中日の元投手である竜也さんを父に持つ。最速147キロと直球に威力があり、甲子園のマウンドも1、2年夏に経験している。

 最速148キロの岡本琉奨(るい)、完投能力もあるサイドスローの森田智晴も控え、大会屈指の投手陣を誇る。昨秋の公式戦では1試合平均失策数が0・33と出場校最少で、守備も堅い。

 東北大会決勝で青森山田に無安打無得点試合を許した打線が投手陣を援護できれば勝機が広がる。昨夏もリードオフマンを務めた主将の砂子田陽士は「投手はレベルが高い。チャンスにきっちり点を取りたい」と意気込む。

 関東一は昨秋の1試合平均得点が9・82で出場校トップ、チーム打率3割8分6厘も4位と攻撃力が高い。主将の高橋徹平は高校通算本塁打が40発超の右のスラッガー。高橋を軸に据える打線は長打力に加え、小技も機動力も兼ね備える。

 高橋は「相手は攻守のバランスが良く、昨夏の甲子園も経験している強いチーム。小技を使って、すきを突いて得点したい」と理想の展開を思い描く。

 守っては昨夏から主戦の左腕・畠中鉄心、右腕・坂井遼の実績ある両投手を擁する。昨秋の明治神宮大会準々決勝で3連覇を目指した大阪桐蔭を9―5で破るなど、勝負強さもある。【長宗拓弥】

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 第96回選抜高校野球大会に出場する選手の学年は、18日アップから新学年表記とします。