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<大相撲三月場所>◇六日目◇15日◇大阪・エディオンアリーナ

 注目の十両対決は“元大関候補”に軍配が上がった。

【映像】元大関候補と令和の怪物の超ハイレベルな一戦

 十両十枚目・若隆景(荒汐)が十両十三枚目・伯桜鵬(宮城野)を掬い投げで下し、初日から無傷の6連勝となる白星を挙げた。“令和の怪物”に力の差を見せつけ、「すげー当たりw」「十両の取組とは思えない」とファンも盛り上がった。

 若隆景が関取として土俵に立つのは休場前の令和5年(2023年)三月場所以来、実に1年ぶり。怪我の手術で番付を落とし幕下から再スタートを切ったが、もともと次期大関候補と言われていた元関脇だけあって実力は圧倒的。先場所で幕下全勝優勝を遂げると、今場所でも初日から他を寄せ付けない相撲で“格の違い”を見せつけてきた。

 一方、古傷の肩の手術を経て3場所ぶりに復帰した先場所で6勝を挙げ、休場明け1場所で十両に返り咲いた“令和の怪物”こと伯桜鵬。8カ月ぶりに臨む関取の舞台では、初めて髷を結った姿を観客に披露し、初日から落ち着いた攻めを見せて3連勝。四日目からは2連敗と足踏みしているものの、将来性を感じさせる取組で会場を沸かせてきた。

 ともに幕下だった先場所では取組が組まれなかったため、これが初めての対戦となった六日目。立ち合い五角の当たりで強烈にぶつかると、まずは伯桜鵬が得意の左四つを作ろうとした。だが盤石の相撲で左を差した若隆景が攻め込み、土俵際、伯桜鵬の粘りも許さず若隆景が貫禄の掬い投げで勝利。十両でありながらハイレベルな一戦に館内は沸き、決着がつくと大きな歓声が沸き起こった。若隆景は初日から6連勝。敗れた伯桜鵬は3連敗となる黒星を喫した。

 元大関候補と令和の怪物、注目の初対決に、ファンからは「すげー当たりw」「十両の取組とは思えない」「強すぎィ!」「粘りがすごい」「すばらしい」と手に汗握るコメントが相次いで寄せられた。

(ABEMA/大相撲チャンネル